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宮城大弥(オリックス)が新人王候補に!ダルビッシュも絶賛の高校時代の成績や球種について

オリックスバファローズ
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毎年ドラフト会議で指名された新人選手にフォーカスが当たりやすい新人選手。

新人王自体は、1軍試合出場数に制限はあるものの、入団3年目まではその権利があります。

 

2021年シーズンは、ドラフトで競合があった、早川隆久(東北楽天)や佐藤輝明(阪神)などに注目が集まっていますが、シーズン開幕後に早くも新人王筆頭候補に名乗りを上げた選手がいます。

 

それが、オリックス・バファローズの宮城大弥投手です。

 

佐々木朗希や奥川恭伸と同じく2019年に入団し、2021年シーズンがプロ2年目となる今季。

早くも快投を続け、オリックス・バファローズのローテーションの一角を担う投手になっています。

 

今回は、そんなパ・リーグ新人王筆頭候補に名を挙げた宮城大弥について紹介していきたいと思います。

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宮城大弥(オリックス)が新人王候補に!ダルビッシュも絶賛の高校時代の成績や球種について

宮城大弥のプロフィール・高校時代の活躍について

名前:宮城 大弥(みやぎ ひろや)
生年月日:2001年8月25日(19歳・2021年3月現在)
出身:沖縄県宜野湾市
身長:171cm
体重:83kg
投打:左投左打
ポジション:投手

宮城大弥は地元・宜野湾市にある少年野球チーム「志真志ドラゴンズ」に所属し、野球をはじめました。

なんと野球を始めたのは4歳のころで、まだ小学校入学前にも関わらず、少年野球チームに所属をしていたそうです。

 

元から左投げで野球を始めましたが、小学5年生の時に、左肘の剥離骨折というケガを負い、一時的に右投げにも挑戦していた時期があったそうです。

 

小学校卒業後、中学では「宜野湾ポニーズ」に所属しました。宮城大弥の「右投げ」は中学1年生の時も継続して行っており、ポジションは外野を守っていたそうです。

 

野球がしっかりと出来るぐらい、右投げが出来ていたということですから、この頃から野球のセンスがあったのかもしれませんね。

 

中学2年生の時に、左肘のケガも癒えたことで、再び左投げに転向。ポジションは今の投手になりました。

左投げの野球選手は、貴重な存在であることに加え、守れるポジションが少ないことから、投手に挑戦することが多い傾向にあります。

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宮城大弥はこの時に、投手での才能を開花させ、中学生ながら、最速139km/hを投げる快速左腕として急成長を遂げました。

 

速いストレートに加え、コントロールも良く、多彩な変化球も持ち味であったということで、まさに「パーフェクトピッチャー」であったそうです。

 

中学生の頃から、県内でも注目の投手となった宮城大弥は中学校卒業後、地元沖縄の強豪校・興南高等学校に入学しました。

 

高校入学後、即戦力として高校1年の春、つまり入学直後からベンチ入りを果たしました。

そして、1年生の夏の県予選大会で6試合に登板し、22イニングを投げ、防御率0.40と素晴らしい成績を残しました。

 

チームは勝ち進み、夏の県予選大会で優勝すると、夏の甲子園大会にも出場。

智辯和歌山と対戦するも、全国レベルにはまだまだ敵わず、4回を投げ3失点を喫し、チームも初戦敗退となりました。

 

高校2年生の時にも夏の甲子園大会に出場しましたが、惜しくも初戦敗退という成績に終わり、チームが勝ち上がることは出来ませんでした。

 

甲子園大会への出場はこれが最後となりましたが、3年生の夏の県予選大会では、46イニングを投げ、投球回数を上回る61奪三振を記録し、宮城大弥の投球は全国に広まりました。

そして、U-18の日本代表にも選出されたことで、プロのスカウトからも注目がさらに集まりました。

 

そして、2019年のプロ野球ドラフト会議。石川昂也(中日)と河野竜生(北海道日本ハム)のクジを外したオリックス・バファローズに1指名を受け、入団を果たしました。

 

プロ入り1年目の開幕は2軍で迎え、シーズン終盤まで2軍で先発として投げていました。結果、13試合に登板し、防御率2.72、6勝を挙げリーグ最多勝のタイトルを獲得、という好成績を残しました。

 

そして、10月に1軍に昇格すると、プロ初登板の試合が初先発の試合となりました。この試合では惜しくも勝ち投手とはなりませんでしたが、1軍3試合目の登板で、見事プロ入り初勝利を挙げました。

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プロ2年目となった2021シーズンは、オープン戦から好投を続け、見事開幕1軍入り。開幕ローテーションの座を掴みました。

開幕2戦目に先発すると、7回2失点に抑え、今季初勝利を挙げると、続く今季2戦目も8回無失点に抑える好投を続けています。

 

同期には佐々木朗希(千葉ロッテ)や奥川恭伸(東京ヤクルト)などがいますが、2019年高卒入団選手の中では、一番早くに1軍で結果を残し、タイトルの獲得に近い選手として期待されています。

 

高校時代にはダルビッシュから絶賛!

高校時代から強豪校・興南高等学校のエースとして好投を続けていた宮城大弥ですが、その好投ぶりは海を渡ったアメリカの地まで届いていました。

 

高校3年生の夏の県予選大会の決勝では、223球を投じながら敗戦しましたが、県大会で計61奪三振を記録した宮城大弥に対して、メジャーリーガーとして活躍しているダルビッシュ有投手が絶賛のコメントをしていました。

 

宮城大弥の投球を見たダルビッシュ有は「投げ方、球筋、総合的に好き」「あんなピッチャーになりたかった」とのコメントを残しており、早くも宮城大弥に注目していました。

 

今や、オリックス・バファローズの開幕ローテーションを担い、新人王候補に躍り出ている宮城大弥にとっては、ダルビッシュ有からのこのコメントは相当励みになっていると思いますし、今季新人王を獲得して、高校時代に注目してくれたダルビッシュ有にさらに認知してもらえる存在になりたいですね。

 

宮城大弥の新人王獲得はあるか

宮城大弥の活躍により、パ・リーグの新人王争いは一層加熱しています。

 

ライバルとして名前が挙がるのが、早稲田大学のエースとして活躍し、東北楽天ゴールデンイーグルスに入団した左腕・早川隆久、そして法政大学のエースとして活躍し、千葉ロッテマリーンズに入団した左腕・鈴木昭汰がいます。

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2人とも宮城大弥と同じ先発の左腕投手ということもあり、比較しやすい立場にあります。

 

ただ、ライバルとなる両左腕と宮城大弥が異なる大きな部分として「年齢」があります。

 

仮に全3名が同じような成績を残した場合、大学野球を経てプロ入りを果たした早川隆久・鈴木昭汰よりも高卒2年目の宮城大弥の方が年齢が若いので「若くして好成績を残した」という部分が評価され、宮城大弥の新人王獲得の可能性が高くなります。

 

東北楽天、千葉ロッテと比較すると、チーム力がやや劣るオリックスということもあり「勝ち運」に恵まれるかどうかも、最終的な勝利数に影響してきます。

 

オリックスには山本由伸、山岡泰輔というエース級の投手がいることから、宮城大弥には楽なカード、相手投手とのめぐり合わせで投げさせてあげたいですね。

 

 

宮城大弥の球種について

スリークォーター気味に放たれる宮城大弥のピッチングスタイルですが、持ち球はキレのあるストレートです。

2021年シーズンの投球では、ストレートは140km/h中盤ほどに留まっていますが、プロ入り1年目の昨季は最速153km/hを記録しています。

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このストレートを凌ぐほどに武器となっているのが、チェンジアップです。

非常に落差の大きいチェンジアップで、バッター目線からすると、ストレートと同じ腕の振りから投げられると、打ち崩すにはかなり苦労するピッチャーであると思われます。

 

他にもスライダーを投じ、主にはストレート・スライダー・チェンジアップのコンビネーションで抑えています。

加えて、どの球種もコントロールよく投げることが出来ているのも、宮城大弥の魅力ではないでしょうか。

 

ちなみに中学時代は、カーブ・スライダー・フォークを投げていたそうですが、高校時代の指導を経て、持ち球にも変化があったようです。

 

フォークなどはケガにも繋がる恐れがあるため、負担の少ないチェンジアップに変更したのかもしれませんね。

 

いずれにしても、今後の投球にますます注目が集まる宮城大弥。

ダルビッシュ有も認めたその才能をさらに開花させ、新人王獲得に期待しましょう。

 

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