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クロン(広島)はエルドレッド2世になれるか!メジャー・マイナー時代の成績,評判や本塁打王の可能性は?

広島東洋カープ
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毎年独自のスカウティングルートで優れた助っ人外国人を補強する広島東洋カープ。

球史に名を残す助っ人外国人はもちろん、長らくファンに愛された助っ人外国人も数多く在籍していました。

 

そんな助っ人外国人の目利きの良い広島東洋カープに2021年シーズンも新たな助っ人外国人が加入しました。

 

その助っ人の一人が、主砲として活躍が期待されるケビン・クロンです。

 

メジャーリーグ・マイナーリーグ時代は、プレー以外の面で様々な評判もあったケビン・クロンですが、果たして異国の地で、歴代の助っ人外国人同様、記録にも記憶にも残る助っ人外国人となれるでしょうか。

今回は、そんなケビン・クロンについて紹介していきたいと思います。

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クロン(広島)はエルドレッド2世になれるか!メジャー・マイナー時代の成績,評判や本塁打王の可能性は?

ケビン・クロンのプロフィール・成績について

名前:ケビン・スコット・クロン(Kevin Scott Cron)
生年月日:1993年2月17日(28歳・2021年4月現在)
出身:アメリカ合衆国カリフォルニア州プラセンティア
身長:195cm
体重:113kg
投打:右投右打
ポジション:内野手(メイン:一塁手)

 

ケビン・クロンはマウンテン・ポイント高等学校卒業後、メジャーリーグのドラフト3巡目(全体92位)でシアトル・マリナーズから指名を受けましたが、ケビン・クロンはプロ入りを選択せずに、テキサスクリスチャン大学への進学を選択しました。

 

大学でも引き続きプレーを続け、2014年のメジャーリーグドラフトの14巡目にて、アリゾナ・ダイヤモンドバックスから指名を受けて、プロ入りを果たしました。

 

契約後からルーキーリーグで長距離砲として活躍したクロンは、マイナーリーグで安定して本塁打を記録。2019年にはマイナーリーグながら39本塁打を記録し、通算151本塁打を放ちました。

2019年にはメジャー初昇格を果たすも、39試合の出場に留まり、6本塁打のみとなりました。

翌2020年も、メジャー20打席でヒットを放つことが出来ず、自由契約となりました。

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そして、2020年シーズンの終了後、異国の地・日本でのプレーを選択し、広島東洋カープに入団することになりました。

 

ちなみに、クロンの父親、兄、従兄弟もメジャーリーガーという野球一家であったそうです。

 

クロンはエルドレッドの再来となるか

広島ファンがクロンに期待するのは、恐らくエルドレッドのような頼れる長距離砲としての活躍でしょう。

白人で大柄な身体も、どこか「カントリー(=エルドレッドの愛称)」を思い出させるような出で立ちであり、あの頃のことが思い出されるはずです。

 

実はクロンがエルドレッド2世として期待されてしまう理由はもう一つあります。

それは、クロンはエルドレッドがスカウトした選手だからです。

 

2021年シーズンから、エルドレッドは広島東洋カープの駐米スカウトに就任しており、クロンの獲得に動いていたのがエルドレッドだったのです。

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ですから、クロンからエルドレッドを思い起こすことは決して不思議なことではなく、むしろ「必然」とも言えるでしょう。

 

そして、来日当初は苦しみながらも、見事日本で活躍し、本塁打王のタイトルを獲得した、あのエルドレッドがスカウトした選手ですから、クロンにも「エルドレッド2世」としての期待をせざるを得ないですよね。

 

新外国人の入国制限の影響によって、各球団の助っ人の出遅れが目立っている2021年シーズンですが、クロンはキャンプ約1ヶ月前、年明け早々に来日するほどの勤勉さも見せていることから、すでに「エルドレッド」のような生真面目さが現れています。

 

キャンプでも、日本の主砲である鈴木誠也に打撃のアドバイスを求めたり、向上心がすごく見られる選手としても高い評価を得ていました。

 

クロンも開幕当初は日本の野球に適応しきれておらず、まだ目ぼしい結果を残せてはいないですが、エルドレッド同様、長い目で見て、クロンを育てていくのが良いかもしれません。

 

 

クロンのメジャー・マイナーリーグ時代の成績,評判について

クロンは前述のプロフィールでお伝えをしたように、マイナーリーグでは多くの本塁打を放ってきた、有数のホームランバッターでした。

実際、日本のプロ野球はマイナーリーグ(AAA)とメジャーリーグの中間レベルという評価もありますが、そのマイナーリーグでの成績から、アリゾナ・ダイヤモンドバックスから長期契約の話も来ていたほど、プロスペクト(=将来有望な若手)として注目されていた選手でした。

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2019年のメジャー初昇格以降、メジャーでは目立った成績を残せていないクロンですが、恐らく今後アメリカでキャリアを重ねていれば、いずれはメジャーでレギュラーを獲得する可能性もあった選手だったかもしれません。

 

クロンに対する注目はファンからも熱いものが注がれていたようで、日本球界への移籍が決まったクロンに対しては「多くのファンたちが、世界の反対側から応援している」とのコメントも紹介されたほどでした。

 

日本球界への移籍が決まった後、日本のファンからは、やや顔が強面であったことから「素行不良」な選手なのではないか、暴れん坊なのではないか、というような噂が囁かれていましたが、この不安は前述しているような勤勉さで払拭される結果となりました。

 

ましてや「エルドレッドのスカウトで獲得した選手」ということも、クロンの評価が上がっている理由になっているかもしれません。

アメリカのファンからも「クロンはそのパワーと性格により、日本球界ですぐにスターになる」と評されています。

 

メジャーで活躍した実績はほぼほぼないものの、マイナーでの圧倒的成績やその性格からも、期待してしまう選手と言えるでしょう。

 

クロンは本塁打王になることは出来るか

まさにエルドレッドと同じ道を辿っているようにも見えるクロン。

そうなると、エルドレッド同様に、本塁打王のタイトル獲得にも期待が高まってしまいます。

 

しかしながら、クロンの本塁打王のタイトル獲得については、まだ少し先の話になりそうです。

少なくとも2021年シーズンの本塁打王の獲得は難しそうな状況になっています。

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クロンは日本球界に適応するため、オープン戦序盤から出場をしていましたが、オープン戦の成績としては、打率.063、2本塁打で、少々物足りない結果となりました。

オープン戦で放った安打がこの2本塁打のみという点については、確かに類稀なるパワーを見せつけた結果となりましたが、やはりホームランバッターの課題でもある「確実性」に乏しい成績となりました。

 

2021年シーズン開幕直後の成績も打率が2割に満たない成績で、本塁打も1本という状況であることから、まだまだ日本球界への適応には時間が掛かりそうです。

 

しかし、エルドレッドが本塁打王のタイトルを獲得したのは来日3年目のシーズンでした。

 

クロンが日本球界に適応するのが、エルドレッドと同じほどかかるかどうかはまだ分かりません。

しかし、エルドレッドの支えもあることでしょうから、早期に見切りを付けるのではなく、エルドレッド同様に、辛抱強く育てていくのが大輪の花を咲かせることになるかもしれません。

 

来年以降は鈴木誠也の流出も懸念されていますから、広島東洋カープを支える長距離砲として、今シーズンのみならず、その先の活躍も期待しましょう。

 

 

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