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早川隆久(東北楽天)の新人王はあるか?高校,大学時代の活躍や球種、新人王のライバルについて徹底調査!

東北楽天ゴールデンイーグルス
中日戦に先発し、4回3失点の楽天・早川
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2021年のプロ野球は、例年通り3月に開幕しました。

 

未だに入場観客数には制限が設けられているものの、2年ぶりに春の訪れと共に開幕を迎えられたことにファンは喜んでいます。

そして、今年も新たなルーキー達が開幕から躍動しています。

 

各チーム、新戦力の話題が盛りだくさんである中、今回は東北楽天イーグルスの開幕3戦目にプロ入り初先発した早川隆久投手について紹介していきたいと思います。

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早川隆久(東北楽天)の新人王はあるか?高校,大学時代の活躍や球種、新人王のライバルについて徹底調査!

早川隆久のプロフィール・高校・大学時代の活躍について

名前:早川 隆久(はやかわ たかひさ)
生年月日:1998年7月6日(22歳・2021年3月現在)
出身:千葉県山武郡横芝光町
身長:180cm
体重:76kg
投打:左投左打
ポジション:投手
早川隆久は、小学校1年生の時に、ソフトボールを始め、これが後に野球を始めるきっかけとなりました。
地方などでは、小学校で少年野球よりもソフトボールをメインに扱う地域もあることから、そこまで不思議なことではありません。

 

小学校時代はソフトボールでプレーした後、中学校に入学し、軟式野球部に入ることになりました。
中学3年間を軟式野球で過ごした後は、県内でも屈指の強豪校、木更津総合高等学校に入学し、硬式野球部に入部しました。

 

入学早々に肘を負傷してしまいましたが、1年生の秋から投手としてベンチ入りをしました。
1年生ながら先発を任され、2年生の鈴木健矢(現・北海道日本ハムファイターズ)への継投という勝利の方程式を確立。この強固な投手リレーを武器に秋季大会を勝ち進み、2年生の春には春のセンバツ大会にて甲子園出場を果たしました。
しかし、このセンバツ大会では惜しくも2回戦敗退という結果に終わってしまいました。

 

その後、木更津総合高校の黄金期とも言える時代をエースとして支え、2年生の秋季大会では、千葉県大会と関東大会を制し、堂々の2年連続の春のセンバツ大会に出場しました。

 

そして、その勢いは衰えず、続く3年の夏の県大会でも優勝を果たし、夏の甲子園大会にも出場しました。

 

春のセンバツ大会、夏の甲子園大会と共にチームはベスト8止まりとなりましたが、当時の高校生屈指の左腕として「早川隆久」の名を全国に知らしめる好投手として成長しました。

 

U-18の日本代表にも選出されたことで、プロからも多くの注目を集め、ドラフトでの指名は必至とも言われていましたが、早川隆久はプロ志望届を提出せず、大学進学を選択しました。
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そして、高校卒業後は、東京六大学の名門・早稲田大学へ進学し、1年生の春からリーグ戦に登板しました。
3年生の春には、大学のエースを任され、秋に行われた日米大学野球大会の日本代表にも選出され、まさに高校時代の活躍そのままに大学でも、躍動を続けました。

 

そして、2020年のドラフト会議にて、東京ヤクルトスワローズ、東北楽天ゴールデンイーグルス、埼玉西武ライオンズ、千葉ロッテマリーンズの4球団からドラフト1位指名を受け、抽選の結果、東北楽天ゴールデンイーグルスに入団することとなりました。

 

キャンプから順調な調整を続けるものの、オープン戦では投球回12 2/3イニングに対し被安打16と、やや打ち込まれる印象があり、プロの洗礼を浴びる結果となりました。

 

しかし、それでも首脳陣からの高い評価は変わらず、東北楽天ゴールデンイーグルスの新監督・石井一久監督は早川隆久のプロ初登板となる試合を開幕3戦目に決定。

 

ファンからは、オープン戦の結果からやや不安視される声も聞かれましたが、北海道日本ハムファイターズ打線を見事封じ、プロ初先発初登板で見事プロ初勝利を挙げました。

 

今後も東北楽天ゴールデンイーグルスの強固な先発投手陣の柱としての活躍が期待されています。

 

早川隆久の球種は何種類?決め球は何?

高校時代から、癖のないキレイなフォームで有名だった早川隆久。そのフォームから繰り出されるボールはどの球もキレのあるボールで、ストレートで相手をねじ伏せるような豪腕投手というよりも、切れ味良く相手を翻弄するピッチングスタイルといった投手でした。

 

しかし、大学4年になって一気にそのイメージが変わりました。なんとストレートが155km/hを記録し、一気に豪腕投手とも呼ばれるほどの速球を持つ投手となったのです。

 

プロに入っても、この速球のイメージがやや先行している早川隆久ですが、実は変化球も多彩に操り、ツーシーム、カーブ、スライダー、カットボール、チェンジアップを投げます。
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この持ち玉から、対左バッターに対しては、カーブ・スライダー・カットボールと、打者から逃げていく球が3種類もあることが大きな武器になるといえるでしょう。

 

パ・リーグには、柳田悠岐(ソフトバンク)や、吉田正尚(オリックス)、森友哉(埼玉西武)、近藤健介(日本ハム)など、強力な左打者が各チームにいるため、この変化球がかなり有効になってくると思われます。

 

すでにデータに現れているものがあり、プロ初登板時の成績では、対左バッターに計8打席対戦をしてノーヒット3奪三振に抑えています。

 

対して、対右バッターに対しては、ツーシーム、チェンジアップといった、こちらもどちらかと言うと打者に対して逃げていく球があるため、まさに変幻自在に投げ分けられる投手として、相手チームにとってはかなり強敵になると思われます。

 

開幕前から新人王筆頭候補に!しかし立ちはだかるライバル

4球団競合のドラフト1位大卒左腕ということもあり、開幕前から新人王候補として名前が挙がっていた早川隆久。

 

その早川隆久に立ちはだかる、他球団のライバルはどのような選手がいるのでしょうか。

 

開幕直後の評価として急上昇しているのが、オリックス・バファローズのプロ2年目左腕、宮城大弥です。
開幕2戦目の埼玉西武ライオンズ戦に先発した宮城は、強力な「山賊」打線に対して、7回8奪三振自責点1に抑え、今季初勝利を挙げました。

 

この投球が圧巻な内容であったため、早くもローテーションの柱として今季の活躍が期待されています。

 

また、千葉ロッテマリーンズのドラフト1位ルーキー、鈴木昭汰も、早川隆久と同じく開幕3戦目の福岡ソフトバンクホークス戦に先発し、5回1失点という内容でした。勝ち負けは付かなかったものの、同日に先発した投手陣の中ではストレートの平均球速が12球団No.1という投球でした。加えて、オープン戦から安定した投球を続けていることから、ドラフト当初「ハズレ」という評価が多かった鈴木昭汰の評価が上がってきています。

 

このように同じ投手の中でも、ライバルが多く存在していますが、早川隆久の新人王予想については、早川隆久自身の能力を評価したものであると同時に、入団した東北楽天ゴールデンイーグルスのチーム事情も加味した評価と言えると思います。

 

2021年の東北楽天ゴールデンイーグルスは、福岡ソフトバンクホークスの筆頭対抗馬として、あるいは常勝軍団の福岡ソフトバンクホークスを差し置いて、1位予想に東北楽天ゴールデンイーグルスを挙げている人も多くいます。

 

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その根拠の多くは、12球団屈指の豪華な先発投手陣であるという点です。
まずは東北楽天に電撃復帰した田中将大をはじめ、昨年最多勝を獲得した涌井秀章、復活が期待される則本昂大、安定感抜群の岸孝之など、勝ち星が高い確率で望める先発投手が多くいるため、早川隆久には、負担の少ない試合で投げさせることが可能になります。

 

つまりは、相手チームのエース級投手と投げ合う必要が少なくなるので、勝ち星自体も付きやすい環境になり、新人王の獲得の可能性も大きくなるというわけです。

 

しかしながら、あくまでもこの豪華な投手陣が万全であることが前提になるので、少しでも他の投手に不調があれば厳しい環境になる可能性も充分にあります。

 

すでに、田中将大は開幕2戦目に先発予定だったものが、足の不調を訴え、全治3週間の戦線離脱となっています。さらに岸孝之はここ数年、年間通してのローテーションを守りきれていないことや、故障後の活躍が思わしくない則本昂大がどこまで計算できるか、という不安があります。

 

そうなると、一気に早川隆久へのマークも厳しくなるでしょうから、新人王の獲得も難しくなることでしょう。

 

新人王のライバル、という意味では、他球団の選手の活躍も気になるところですが、まずは早川隆久が勝ちやすい環境を東北楽天ゴールデンイーグルスが作れるかどうか、が鍵になると思われます。

 

今後の早川隆久の投球、そして東北楽天ゴールデンイーグルスの投手陣の援護についても、注目していきましょう。

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