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梶谷隆幸(横浜DeNA)がFAで巨人入り表明!横浜時代の成績や巨人での年俸,ポジション,人的補償について

横浜DeNAベイスターズ
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2020年は、やや穏やかな印象もあるストーブリーグ戦線。

新型感染症の影響もあってか、FA権を保持する選手は軒並み残留を表明するのが印象的でもあります。

しかしそんな中、FA権を行使して、新天地へ移籍する意向を示した選手が、早速移籍を決定したという報道がありました。

それは、今年横浜DeNAベイスターズで切り込み隊長として活躍した梶谷隆幸外野手です。

横浜DeNAに所属したここまでは、類稀なる才能を持った選手として、能力は高い評価を得ていたものの、度重なる怪我により、思うようなシーズンを過ごすことが出来ていませんでした。

しかし、2020年シーズンは、フル出場とはならなかったものの、規定打席にも到達し、キャリアハイとも言える成績を残し、所有していたFA権を行使し、巨人への入団を表明しました。

今回は、巨人への入団を表明した梶谷隆幸外野手について紹介していきたいと思います。

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梶谷隆幸(横浜DeNA)がFAで巨人入り表明!横浜時代の成績や巨人での年俸,ポジション,人的補償について

梶谷隆幸のプロフィールやこれまでの成績について

名前:梶谷 隆幸(かじたに たかゆき)
生年月日:1988年8月28日(32歳・2020年12月現在)
出身:島根県松江市
身長:180cm
体重:88kg
投打:右投左打
ポジション:外野手
梶谷隆幸は小学校4年生の時に、地元の少年野球チーム「持田ボンバーズ」で軟式野球を始めたことが、野球選手としてのスタートでした。
小学校では軟式野球をやり続け、中学校に進学すると、入学当初は中学校の軟式野球部に所属していたものの、さらに高いレベルでの野球環境を求め、クラブチームの乃木ライオンズシニアに入団しました。
そして、高校は地元の強豪校である開星高等学校に進学し、硬式野球部に所属しました。
高校時代は、3年生の時に、夏の県大会で優勝し、念願の甲子園大会への出場を果たしました。甲子園大会では「1番・ショート」のポジションで出場したものの、惜しくも1回戦敗退という結果に終わりました。
甲子園大会に出場するほどの選手だっということもあり、プロからの注目を集め、2006年のプロ野球・高校生ドラフト会議にて、横浜ベイスターズから6位で指名を受け、入団をしました。
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高校時代からショートのポジションを守っていたこともあり、横浜ベイスターズ入団時には内野手としての登録でした。横浜ベイスターズファンからも、石井琢朗の後継者として大きな期待を寄せられながらの入団でした。
入団当初は、俊足攻守の内野手として注目されていましたが、1年目はプロの洗礼を浴びる形となり、1軍での出場はなし、2軍でも52試合の出場で打率.136という厳しい成績に終わりました。
2年目は、2軍でショートのレギュラーとしてアピールを続け、打率も.250まで上昇、14盗塁という俊足ぶりもアピールしましたが、この年も1軍での出場を果たすことは出来ませんでした。
そして3年目、4月に1軍に昇格すると、守備要員としてプロ入り初出場を果たし、その後の試合ではプロ初スタメンの試合で初安打、初盗塁を決めるなど、1軍での試合出場機会が与えられるようになりました。
プロ入り初本塁打も放つなど、アピールは続けましたが、1軍での試合出場数は22試合に留まりました。
4年目、1軍への定着が目標となっていましたが、なかなか出場機会が与えられず、前年よりも少ない5試合の出場に留まりました。しかし梶谷隆幸は腐ることなく2軍の試合で猛アピールを続け、33盗塁を達成し、イースタン・リーグ・盗塁王のタイトルを獲得しました。
5年目、この年から梶谷隆幸は怪我に苦しむようになり、1軍の試合はおろか2軍の試合も満足に出場できないシーズンとなりました。
6年目は、これまでの不振を振り払うかのように、キャンプから猛アピールを続け、オープン戦でも打率3割超え、13盗塁を決めるなど、大活躍をした梶谷隆幸は、見事開幕スタメンの座を獲得しました。
しかし、打撃不振の影響で、シーズン序盤で2軍への降格を命じられ、不本意なシーズンとなってしまいました。
7年目は、昨年の流れのままのように、度重なるミスが露呈。また怪我も重なり、前半戦は全くと言っていいほど戦力になっていない状態でしたが、8月には別人のようにその才能が一気に開花。
8月の月間打率は4割を超えるアベレージを残し、最終的には77試合の出場ながら、打率.346、16本塁打、7盗塁という素晴らしい成績を残しました。
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8年目は、前年に開花した打撃を活かすために、内野手から外野手へ転向しました。開幕スタメンにも名を連ねましたが、好不調の波が激しく、安定した成績を残すことが出来ないながらもシーズン通算では142試合に出場し、39盗塁を記録し、自信初の1軍でのタイトルとなる盗塁王に輝きました。
その後も、好不調の波が大きく、怪我が重なるシーズンも多く過ごすものの、走攻守においてレベルの高いプレー、そしてチームに大きく貢献する成績を残し、横浜DeNAベイスターズの看板を背負う選手として活躍を続けました。
ここ数年は不調が続いていたものの、2020年は開幕から好調をキープ。いつ不調になるか、または怪我をするかとの不安もありましたが、結果8月に怪我で一時的にスタメンを外れるのみに落ち着き、シーズン通算では、打率.323、19本塁打というキャリアハイの成績を残しました。
そしてこの2020年に国内FA権を取得した梶谷隆幸は、ここまで育ててくれた横浜DeNAベイスターズの残留も選択肢として考えながら、結論として、読売ジャイアンツへ移籍することとなりました。

梶谷隆幸はどんな選手?横浜時代の評価について

ここまで梶谷隆幸の略歴について紹介してきましたが、梶谷隆幸はどんな選手なのか、もう少し詳しくご説明をしたいと思います。
梶谷隆幸は、走攻守揃った選手として球界においても非常に貴重な選手です。
2014年に39盗塁を記録し、盗塁王に輝いた成績を持ちながら、2020年には打率.323を記録し、セ・リーグ打率ランキングでも2位に輝きました。
守備についても、入団当初に守っていた内野ではミスが目立つほどでしたが、外野に回ってからは堅実な守備を見せ、安定していると評価できると思います。
まさに走攻守が揃っているプレーヤーとして評価できますが、細かいところまで見ていくと、いくつかの課題も見えてきます。
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まずは「三振」についてです。梶谷隆幸は「フリースインガー」と呼ばれる選手で、とにかく振りにいく打撃スタイルです。この打撃スタイルによって、三振の多さが際立っている時期がありました。
2017年には、157三振を記録し、この年のリーグ最多三振を記録しました。2020年はこの年の記録から約半数の三進数(85)と少なくなったものの、安定した成績を毎年残せているわけではないため、来季も2020年並みの記録が残せるかが鍵となってきます。
次は「ムラっ気」です。2020年こそ、シーズンを通して安定した成績を残しましたが、それまでは打率の上下が激しく、不調のときは月間打率1割ほどまでに落ち込むこともあります。
巨人というチームは、常に結果が求められるチームでもありますから、あまり不調のトンネルが長いと、他の選手へ出場機会が奪われてしまう可能性があります。
梶谷隆幸は巨人移籍後も常に高いレベルで安定した成績を残すことが最も求められそうです。

梶谷隆幸の巨人での年俸やポジション、背番号について

巨人への移籍となった梶谷隆幸ですが、年俸はいくらでの契約だったのでしょうか。

こちら調べてみると、巨人とは4年契約で総額8億円ほどの契約との報道があるため、年俸にすると2億円程度の契約になったようです。

今季、横浜DeNAとの契約は、7,400万円での契約で、FA宣言した際には、横浜DeNAへの残留も視野に入れていたそうですが、恐らく横浜DeNAからの提示額が巨人の提示額を下回ったことで、巨人入りを選択した可能性があります。

ポジションについてですが、横浜DeNA在籍時と同様、外野手での起用となる想定で、センターを守る丸を除くと、両翼(レフト・ライト)のポジションを狙うことになります。

今季は若手の台頭がありましたが、今季の梶谷隆幸ほどの成績を残せていたわけではないので、梶谷隆幸が今季ほどのコンディションを保てていれば、ライトでの出場が可能性としては高そうです。

ちなみに巨人ファンからは、かつて北海道日本ハムファイターズから同じくFA移籍をした陽岱鋼が移籍後に思うような成績を残せていないため、「陽岱鋼の二の舞になるのではないか」という懸念があるようです。

背番号は「13」に内定しているようです。

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横浜DeNA時代に背負っていた「3」が入っていることから親近感もあるでしょうし、13番を背負った野手としては、メジャーリーグでアレックス・ロドリゲス選手が代表的でもあるため、梶谷隆幸自身としても、良いイメージがある番号なのかもしれません。

気になる梶谷隆幸の人的補償について

梶谷隆幸が移籍する際に発生するのが「人的補償」です。

在籍元のチーム上位ランクの年俸の選手がFAによって移籍する際には、移籍先から「人的補償」という形で、選手を獲得することが出来ます。

もちろん、移籍先のチームの誰でも獲得できるわけではなく、予め人的補償対象外とする選手を28人選択することが出来、獲得するチームは、この28人以外の選手から獲得する事ができます。

では、この「28人」から漏れ、獲得される可能性のある選手は誰なのでしょうか。

ファンの間では、巨人の正捕手として2019年までマスクを被っていた小林誠司、FA移籍後に活躍しきれていない炭谷銀仁朗などの名前が挙がっているようですが、横浜DeNAのキャッチャー陣を見ると、捕手に困っているという印象はありません。

梶谷隆幸が移籍した穴を埋める外野手を補強するかどうかについては、すでに神里和毅や桑原将志など、レギュラーを担える選手もたくさんいるため、外野手の補強もなさそうです。

内野手についても、横浜DeNAは森敬斗や伊藤裕季也、そしてドラフトで獲得した牧秀悟などのレギュラー候補がいるため、獲得が優先されるポジションではなさそうです。

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残すは「投手」。先発陣も怪我で離脱した選手も多くいた2020年でしたが、2021年は万全な状態で迎えられる選手も多く、大貫晋一や平良拳太郎などの若手の台頭もあったことから、獲得はなさそう。

唯一獲得のポイントとなりそうなのが「中継ぎ」投手ではないでしょうか。2020年にセットアッパーとして活躍したスペンサー・パットンが退団し、守護神であった山﨑康晃も2020年は不調であったことから、中継ぎ陣に不安があることは事実かと思います。

28人以外、すなわち「プロテクト外」の選手の中には、埼玉西武ライオンズからFA移籍した野上亮磨の名前が挙がっていますが、怪我明けでどれほど投げられるのかは未知数

それよりもベテランながら中継ぎで奮起していた大竹寛の方が可能性としてはあるかもしれません。

他にも2015年のドラフト1位で巨人入りを果たした桜井俊貴も候補として挙がっています。

三浦大輔新監督は投手出身、過去には同じく横浜DeNAベイスターズからFA移籍した山口俊の人的補償として獲得した平良拳太郎が、先発ローテーションの一角を担うほどになりましたから、投手を指名する可能性が極めて高いことが言えるかもしれませんね。

 

愛着のある横浜DeNAベイスターズを去り、球界の盟主・読売ジャイアンツでのプレーを選んだ梶谷隆幸。

課題であるムラっ気を抑え、2020年と同様の活躍をすることが出来るのか。そして、梶谷隆幸の移籍による人的補償は誰になるのか。2020年のストーブリーグで注目の移籍の結末はどうなるのか。注目してみていきたいですね。

 

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